長崎県といえば、佐世保市にあるハウステンボスや、長崎市にある中華街やグラバー園などが観光地として有名ですよね。修学旅行などで訪れた方も多いのではないでしょうか。
そんな長崎県の中央部にある「諫早市」も、あまり知られていませんが、実は楽しむ要素がたくさんあります。
長崎県諫早市の観光スポット
◉眼鏡橋
まずは、諫早の中でも観光地として有名な眼鏡橋。
日本にある石橋で一番最初に国の重要文化財に指定されたそうです。
現在は諫早公園という場所に架橋されていますが、元々はその横に流れる本明川という川に架かっていました。
1957年に起こった諫早大水害により、本明川に架けられた眼鏡橋は崩壊、今の位置に建て直されたそうです。
そんな現在の眼鏡橋ですが、橋の下のため池には鯉や亀が生息しており、眼鏡橋横にある売店にて、購入した餌を与えることが出来ます。
◉諫早万灯まつり
前述の諫早大水害での犠牲者は630人と言われています。
犠牲者の冥福をお祈りするため、大水害が起こった日である7月25日は毎年、諫早万灯川祭りが開催されます。
地元の人からは「川祭り」と呼ばれ親しまれ、本明川の沿岸部にはたくさんの出店が並び、祭り当日は歩いて進むのも困難になるくらい多くの人で混雑します。
夜8時からは花火も上がり、川面には23000本もの万灯が流され、その光景は出店に並ぶ人も歩いている人も、その足を止めるくらいに幻想的です。
日が暮れていくほど混雑するため、まだ薄暗い時間に出店を楽しみ、7時半頃から場所取りをしておくのがポイント。
特に運良く川沿いの高台をゲット出来れば、万灯と花火を両方眺めることができるのでオススメです。
諫早万灯川まつり｜いさはやをもっと楽しく－諫早観光物産コンベンション協会－
長崎県諫早市のおすすめグルメ5選
実は諫早市には美味しいものがたくさんあります。
その中でも特に美味しいと思うものを、有名なお店から穴場なお店まで5つ紹介します。
1.むっちゃんまんじゅう
諫早のアエル商店街の中で店を構える「むっちゃんまんじゅう」。ムツゴロウを模したフワフワ生地の中にあんこやカスタードクリームが入った、地元でも人気のお饅頭です。
ちなみに一番人気はハムエッグ。小腹が空いた時に丁度いいサイズ感なので、おやつの時間にふらっと寄ってみるのもいいかもしれません。
2.トミーズ
アエル商店街の脇にあり、地元の若者に愛されるハンバーガーショップ。店内はアメリカンでポップな雰囲気でSNS映えしますし、なぜか壁にプロジェクターでトムとジェリーが投影されており、ちょっと懐かしい気持ちになります（笑）
そんなトミーズのハンバーガーはボリューミーで本格的。
クレープもモチモチで種類も多く、クリームも選べます。
意外と人気なのはサイドメニューのトミーズチキン。カリカリな衣とスパイシーなチキンで食べ応え抜群です。
3.大丈夫屋 紅蘭亭
国道57号線沿い、飲食店が多く並ぶエリアに小さく店を構える、坦々麺といえばここ、と言われるくらいとにかく人気のお店です。
定番の唐辛子の辛味が効いた赤の坦々麺と、コクがある黒の坦々麺はどっちも「また食べたい」と思える美味しさです。また、自家製の杏仁豆腐は酸味と甘味が丁度よく、辛い坦々麺の後にサッパリと頂けます。
4.洋ご飯 りょぞぶふ
名前が特徴的なこちらのお店。
ここのローストビーフ丼がとにかく美味しく衝撃的なボリュームで、食べた後の満足感が圧倒的です。
国道沿いにありますが、なかなかわかりにくい場所にあるので、ナビを使って慎重に行かれることをお勧めします（笑）
5.カフェ Junnosuke
ここで紹介する中でも特に穴場スポットと呼べる、カフェジュンノスケ。
住宅街の中にひっそりと佇んでおり、まさに知る人ぞ知るお店です。
打ちっぱなしコンクリートの壁にドライフラワーやヴィンテージな雑貨などを飾った、ナチュラルで落ち着く空間。静かで席数も少なく、ゆったりとした時間の中でランチやケーキを楽しむことが出来ます。
内装が360度どこを見てもお洒落で、出てくるお料理も華やかなので、SNS映え間違いなしです。
他にもたくさん魅力が詰まっている諫早市。
長崎県の中心部のため、中華街がある長崎方面・ハウステンボスがある佐世保方面・温泉街がある島原雲仙方面と、どこに行くにも交通アクセスが良くなっています。
2021年の3月には、諫早駅構内に大浴場も完備されたホテルもオープンしているため、諫早市だけでなく、長崎県全体を堪能する機会があれば、ぜひ利用してみてください。
